10th
本日3月31日。
今年度も最後の日となりました。
10年前の今頃。
私は無事に看護学校を卒業し、看護師国家試験に合格して。
小さい頃からの夢だった看護師になれた喜びに、胸を躍らせ。
大きな不安にもココロを悩ませていた頃です。
もう資格を取ってから10年も経つんですね。
途中、ブランクがありながらもここまで看護師としての人生を進んでいる自分を褒めてあげようと思います。
看護師の仕事は、きれいごとじゃありません。
看護師を目指している人には、すごくショッキングかもしれませんが。
「白衣の天使」と言われているこの仕事ですが、ものすごく過酷で精神的にも辛くて。
人の死と向き合わなくてはいけない。
人の体も心も支えていかなくてはいけない。
それが自分の重荷になって、自分を壊してしまうこともあります。
でも、それでも。
私がこうやって、ブランクがありながらも看護師の仕事を続けているのは。
今まで出会って別れてきたたくさんの患者さんがいて。
その人たちからたくさんのやさしさをもらって。
人間として成長できたからこそ。
私は、自分が関わってきて、残念ながらこの世からいなくなってしまった患者さんのことを忘れたことはありません。
その人たちが私に、さまざまなものを与えてくれたから。
今。正直自分のやっている仕事にものすごく矛盾を感じていたりします。
でも、その中で自分ができることを最大限にしていこうと思っています。
看護師として更なる成長を遂げたいと思っているこの年。
自分が人に必要とされる人間となれるように。
それが私の来年度の目標かもしれません。
どんな行動を起こすのか。
自分の中ではもうすでに計画が立っています。
それを実行に移せるかどうかは、自分次第。
どこまでも自分らしく。
それを忘れずに努力していこうと思います。