それぞれの「カラーズ」


昨日フラゲしてから、激ヘビロテしております。


今日は仕事中、頭の中で楽曲が流れていたくらい。
1日でこんなに頭に入ってくるのがすごいですが。



個人的な感想です。
音楽のことはよくわかりません。
一応合唱をかじっていたことはありますし、楽譜も読めますし、鍵盤も叩けます。
でも、やっぱり音楽は深いもので、私なんかの感性で言葉にするのはどうかとも思います。


ただ、感じたことを残しておこうと思って。
きっとこれが何ヶ月か経つと、もっと違った視点で聞くことが出来るんだと思うんですが。


すごくすごく、予想外の内容でした。


なんでしょう。
聞く世代にもよるのかもしれませんね。
私には結構ストレートに、しっくりと入ってくる楽曲ばかりでした。


きっとRAGと同じ年代だからでしょう。
楽曲に懐かしさを感じたのは。
違うかな?
最近ずっと思っている「年相応の楽曲」がそろっているような気がします。



礼央君のリードが多いのもうなずけます。
礼央君はホントに歌い方が変わってきたような気がします。
曲の雰囲気に自分を合わせている。
曲を作り自分で歌ってきた礼央君は、今までは自分の歌いやすい歌を作って歌ってきているような気がしました。
でも、このアルバムの中で、それぞれの楽曲の主人公になり心情をしっかりと自分の中に住みつけて、感情豊かに歌っているなぁと思いました。
それが出来るようになった礼央君だから、これだけのリードを任せられたんだろうと思います。


残念なのは、おっくんの出番をなかなか見つけてあげることが出来ないこと(汗)
私の耳が悪いだけかも。
楽器が入っていることを否定するわけではないけど、おっくんの強みが消されてしまっている曲も多々あるような。



健ちゃんのリードがないのが、ちょっと寂しいです。
健ちゃんだからこそ歌える曲って、絶対あるんです。
私はそう思っています。
でも、コーラスでしっかりと健ちゃんの役割が大事な場所で生かされていて、健ちゃんの声を見つけるたびにうれしくなってしまう自分がいます。


加納さんのベースが、どんどん深みを増している気がします。
今回はコーラスとしても活躍していて、でもやっぱり加納さんのベース音が聞こえることで安心感を覚える私。
どれだけRAGにとって大事な音を担っているかということを、私自身が再認識しました。


加藤君は、またまた新たな挑戦しましたね。
あんなにエロイ(←褒め言葉)歌い方をされちゃうと、ドキドキもします。
可能性、広がったんじゃないでしょうか。


そして、リーダー。
お疲れ様での一言です。
ブログでの楽曲解説を読むたびに、どれだけの思いでこのアルバム製作に取り組んでいたのかわかります。
でも、悩みながらもそれを楽しんでいる姿が目に浮かびました。
今までのRAGにない楽曲が多い中で、しっかり「RAG FAIRです!」というような楽曲も入れてくれるリーダーが好きです。(笑)




今現在、かなりのお気に入りは「Flowers」と「Beer Friends」です。
「Flowers」は原曲を知っていたのですが、忠実に再現したなぁという感じと、その中でRAGらしさを存分に発揮している曲だと思っています。
西沢サトシさんの協力のおかげもありますよね。
「Beer Friends」は個人的に文句なしに好きです!
なんだかんだ言いながら、こういう楽曲を好んでしまいます。
この曲をこのアルバムにいれたセンスに、個人的に脱帽です。
この2曲がLIVでどんな風に届くのか、ものすごく楽しみです。



ちょっと残念だったのは「ピリオド」
「LIVE Rally」での印象がものすごく強くて、音源化するのがものすごく楽しみで、うきうきしておりました。
でも・・・あのライブの雰囲気そのもので収録してほしかったなぁ〜。
なんだかアカペラなのに、ちょっと機械的
そんな印象を受けました。
ものすごく好きな曲なのに、残念です。



と、長くなりましたが。
兎にも角にもこのアルバムが今のRAG FAIR
それをやっぱり愛おしいと思える自分は、やっぱりRAGから離れることは出来ないんだなぁと実感(笑)


贔屓目でもいいのです。
彼らの歌う姿が、声が好きな私にとって、やっぱり居心地のいい曲たちなのです。



「カラーズ」
この曲たちが将来、今と変わらず、もしくはいい意味で色を変えて私の心に響き続けてくれることを願っています。